【COP17】 REDD+SBSTA決議案

先週土曜日、12月3日に、SBSTAでのREDD+決議案が採択されました。その後、夜の9時に再開されたLCAでも採択されました。一方、一部のNGOや先進国から、今回採択された文書のうち、セーフガード・インフォメーション・システム(REDD+の実施により、負の影響を生みださないための留意事項)が不完全であるとの声がもれ聞こえてきます。本件については、我々CIの団体内でも、途上国で政府や現地の人々と実際に苦労しながらREDD+に取り組んでいるスタッフと、一部のスタッフの意見が分かれ、まさに国連の交渉のような議論が続いています。一方、決議自体は、来年2月に、森林減少の減少や劣化の要因や、モニタリング方法に関するサブミッションが課される内容で、REDD+の全てを網羅する決議とはなりませんでした。じりじりと進んでいく、国連でのREDD+決議。その内容をかみ砕きながら、次に取るべき行動・ステップを考えています。

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