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4月, 2012の投稿を表示しています

共立女子大とのコラボレーション!

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広報スタッフ磯部です。

共立女子大学とCIジャパンは、1996年頃からパートナーシップを組んでいます。
毎年、CIが選ぶ環境のテーマを題材に、共立大の家政学部、建築・デザイン学科の生徒さんたちがポスターを作ります。完成した作品は、共立祭で展示されるのはもちろんのこと、これまではCIの企業パートナーの店舗などで展示をしていました。

そして昨年から、スタッフ知り合いの編集プロダクションさんにもご協力を頂けることになり、グラフィックデザインの枠を超えて、学生さんの作品を使ったCIムービーを作ることになったんです。

2011年の内容は、CIジャパンが保全に取り組んでいる代表的な地域、フィリピンとインドネシアのプログラム紹介です。CIジャパンがどこで?何を?何のために?どうやって?取り組んでいるのか、わかりやすく説明されます。

ところで、ムービーといえば、ナレーションが必要ですよね。
ナレーションは仕上がりを左右する大事な要素・・・

スタッフの間で、どなたにナレーションをしてほしいか?・・・あれこれ考えました。

そして全員で相談の結果、以前から語りべとしてもご活躍されている、女優の中嶋朋子さん、中嶋さんの穏やかで優しい落ち着きのあるお声でナレーションしてもらえたらに最高だね、ということになりました。

残念なことに、われわれは予算がほとんどないうえに(この辺りNGOの課題です。。)、代表日比が中嶋さんのラジオ番組「ふんわりの時間」に出演させて頂いたことくらいしか、つながりがありませんでした。


とにかく、ダメもとでご本人に相談してみることにしました。

そして中嶋さんのオフィスへご連絡し、私たちがお願いしたいことを真摯にご相談したのです。

結果は、、、本人より快諾の御返事!!!

正直驚きました。。。中嶋さんの御好意に一同大喜びでした。

そして昨年11月から開始したムービー制作は、映像クリエーターさんたちが忙しい合間を縫って細かい修正を重ねてくれています。皆さんの協力をいただきながら、制作は大詰めを迎え、ムービーは間もなく完成します!

完成したムービーは、CIウェブで発表しますので、ぜひご期待ください!!

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そして、早くも2012年の作品作り…

釜石の奇跡

事務方のYです。

「釜石の奇跡」という言葉をご存知でしょうか?
3・11の津波の際に、釜石の小中学生は、99.8%が無事だった。そのことを「釜石の奇跡」と呼んでいます。

どうしてそういう奇跡が起こったのか、それは、想定外を乗り越えることのできる対応力を子供達が持っていたからです。先日、知り合いから貸して頂いた「釜石の奇跡」に関するビデオを見ました。
その内容によると、子供たちの指導に当たった群馬大学大学院の片田敏孝教授のお話は、興味深く、改めて教育の大事さを再認識いたしました。

片田教授は、2004年のインド洋津波で、23万人が亡くなる惨状を目の当たりにして、日本にも津波が来るから何とかしなければと思い、防災講演会などを催したが、あまり効果ないことから、拠点を定めて防災教育に力を入れることした。その拠点のひとつとして、何度も津波の被害に襲われている釜石が選ばれた。

最初、釜石の子供達に「津波が来たらどうする?」と聞くと、みんな「逃げないよ、お父さんだって、おじいちゃんだって逃げないもの。ここには世界一の堤防があるから大丈夫だよ。」と答えたそうです。

そのような子供たちに、教授は辛抱強く、「避難の3原則」を教えていきました。

避難の3原則
① 想定に捕らわれるな!
  ハザードマップを信じるな、想定は人間が作ったもの
② 君はその時にできるベストをつくせ!
  地震が来る、どんな津波がくるかわからない、だから最善のことをやるだけ
③ 自分に向かい合え!
  それは(率先避難者)たれ

③は、そのまま理解すると真っ先に自分の命を守り抜けと言うことになり、「自分だけ先に逃げちゃっていいの?」と子供達から反発があった。教授は、「いいか、例えば火災報知機が鳴った時、誰も逃げない。でも君が勇気を持って最初に逃げてみろ、みんなが従うようになる。それぞれが率先避難者になれと言う事だ」と教えました。

結果として、子供たちが率先して逃げたおかげで、親、祖父母も従い、大人の命も救ったことに繋がったそうです。私は、この教訓から、環境問題も同じことが言えるのではと思いました。

CIも、一昨年になりますが、公立中学校で、森林破壊を題材にした授業を行ったことがあります。インターナショナルスクールの子供たちが話を聞きたいとオフィスまで来てくれたこともありました。

現在は、代表や副代表が、大学での講義を行う機会は比較的多くありますが、…

宮古島:仕事になっちゃう旅パート2:島を支える産業と太陽光発電

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気候変動ディレクターのYです。
日本の生物多様性保全上の重要地域である宮古島。その生活を支える産業の一つが、古くから続けられるサトウキビ栽培。これは、西表でも同じでした。でも、宮古島では、サトウキビと一緒に、何か違う菜っ葉のような大きな植物がたくさん植わっているんです。これ、何ですか~?と現地の人に聞いたところ、なんと、タバコ!宮古島は、日本一のタバコ産地なんだそうです。写真は、サトウキビ畑を背景に、前にタバコ畑が拡がっている風景です。宮古島では大変良質なタバコの葉が栽培されているそうですが、近年は政府のタバコ増税のあおりを受け、農家の数も減少傾向だとか。私はタバコは吸いませんが、確かに喫煙家の方々も、最近はその値段の高さに禁煙に転じていますものね。アル・ゴアが「不都合な真実」などを始めとする環境活動に没頭したのは、愛煙家である実姉を肺癌で亡くしたことが発端と言われています。彼の実家はタバコ農家だっただけに、生活を営む上でのタバコ産業の重要性と、大切な人を亡くした思いが交錯し、かなり思い悩んだ時期があったと聞いています。


アル・ゴアを思い出し、なんだか本業である気候変動について思い出しながら、宮古島全土をドライブしていたところ、突然海沿いに巨大ソーラー実験設備と、風力発電設備が出現!その規模たるや、車で走り続けても延々と続く感じで、私は「もしかして、宮古島って、太陽光発電でほとんど電力を供給しているの!?」といてもたってもいられなくなり、石垣をのぼり、写真を撮らせて頂きました。壮観に並ぶ、ソーラーパネルと、海風を利用してブンブン回る風力発電設備。さらに車で走り続け、この設備は沖縄電力の「宮古島メガソーラー実験設備」なることが分かりました。早速ウェブサイトで調べてみると・・・ふむふむ、「経済産業省資源エネルギー庁の離島独立型系統新エネルギー導入実証事業」の一環として進められており、まだ実証段階にあるようです。ちゃんと予約しておけば、内部見学もできたことが分かりました。あぁ、リサーチ不足、失敗した!ウェブサイトを読む限りでは、宮古島の電力供給の全てを賄うにはまだまだの規模のようですが、島の環境の特性を利用しながら電力の自給率を研究する、素晴らしい取り組みのようにも思えました。立地条件などについては、正直、にわか訪問者なのでよく分かりませんが、タバコやサトウキビ畑の多い地域…

癒しを求めて宮古島・でも仕事になっちゃう旅 パート1

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気候変動ディレクターのYです。
3月末納期の大きな仕事が一区切り。心が自然を欲している!と言い訳しつつ、宮古島を訪れてきました。宮古島は、CIジャパンが2011年に発表した、国際基準で選ばれた日本の「生物多様性の保全の鍵になる重要な地域(Key Biodiversity Area)」のひとつ。選定方法や、日本国内の指定場所等については、KBAの特設ウェブサイトを是非ご覧ください。http://kba.conservation.or.jp/index.html

今まで屋久島、奄美大島、沖縄本島、石垣島、西表島と様々なKBAを訪れてきましたが、それぞれ特有の生態系や生物種、文化と巡り合うことができました。今回もエコツアー三昧の日々でしたが、ほんの一部をご紹介します。

まずは、どの島でも必ず経験してきたシュノーケリング。近くても、島によって微妙に海洋生態系が異なります。今回の最大目標は、ウミガメとゆっくり
泳ぎ、生息環境をじっくり観察する事でした。地元のエコツアーのガイドさんとともに、見つかるかな、とどきどきしながら浜からエントリー。そしたら、ガイドさん、海に顔を入れたとたん「あ、いました!」と。こんなラッキーな事、滅多にないそうです。写真はまだ子供のウミガメだそうですが、私には充分大きかったです。丁度昼食の時間だったのか、とにかく海底から生えている柔らかい藻を食べるのに夢中。私たちの事は、全く無視。40分近く一緒に移動しながら、食事風景を観察することができました。前足を大きく動かして海面に上昇し、海面にぴょこんと顔を出し息継ぎする様子は、まるで海の中を泳ぐ鳥のようでした。一度、こちらを振り返り、私たちの事をつぶらな黒い瞳でじーっと観察していました。大きいカメだと、警戒心が強く、人間に気付くと逃げてしまう事もあるそうです。お互い1分近く観察し合った後、子ガメはまたご飯を食べるのに夢中になりました。私たちは、一体何だと思われたのでしょうか?

夜は、天然記念物で絶滅危惧種のヤシガニを探すツアーに参加。空港でレンタカーを借りる際、事務所で2m位あるヤシガニの剥製を見てびっくり。今回見つけたものは小ぶりでしたが、殻の表皮は赤や青が混ざり複雑なコントラストを織りなす、神秘的な生物でした。大きなヤシガニは、大きな穴の中深くに隠れていて、全体を見ることができませんでしたが、そのハサミの部分の大…