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都会のジャングル:ジャカルタのグリーン・ウォール・プロジェクト (CI本部ブログより)

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by ケトゥット・プトラ
この記事は、CI本部ブログ「ヒューマン・ネイチャー」に掲載された「都会のジャングル」シリーズの第3弾で、本来の生態系システムと大都市の切り離すことのできないつながりを検証したものです。

近年、ジャカルタでは、水質汚染、大気汚染、交通渋滞が当たり前となってしまいました。人口急増と適切な都市計画の欠如から、東南アジア最大の都市であるジャカルタを取り巻く環境は、この数十年で急速に損なわれてしまったのです
私は、1200万人を超えるジャカルタの住民の一人として数年間この都市で生活し、その後ゲデパハラ森林地帯にほど近い小さな都市ボゴールに引っ越しました。都市生活者の多くが、週末や休暇になると頻繁にグデパハラを訪れます。そこは新鮮な空気と冷たく清らかな川の水を楽しみ、野生生物に触れることのできる、都会から最も近い場所なのです。
しかし森林の役割は、都会の住民に週末の避難場所を提供することだけではありません。森林は、都市生活に欠かすことのできない新鮮な水を貯蔵し、さらにはその水が下流の都市部へ一気に流れ込むことを防いでもいるのです
私の実家は、バリ島の農村で伝統的な水利灌漑システム「スバク」を使って米を作る農家でした。上流にある森林が健全でなければ、河川灌漑システムは機能しないということを、私はこの時期に学びました。