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9月, 2015の投稿を表示しています

中国南西部山岳地帯におけるアグロフォレストリー事業(2015年1~3月)

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このプロジェクトは、ダイキン工業の”空気をはぐくむ森”プロジェクトの一環として、ダイキン工業の支援により行っている取り組みです。この記事はダイキン工業へ提出したレポートを編集したものです。

プロジェクトサイトでの基礎調査
1月から2月にかけて、プロジェクトコミュニティの土壌や生態系の状態、社会的及び経済的な地位、農業習慣についての基礎調査を行いました。アンケートやインタビューを実施し、地元住民のエコフレンドリー農業や、共同で所有している森林の保護に対する姿勢や、社会経済状況のデータを集めました。
生態系や農業の専門家が、それぞれ利用法が異なる土地から土壌サンプルを集めました。これらのデータはデモンストレーションサイトを運営する際の資料として利用され、プロジェクト開始後のデータと比較して土壌改善を進化させるためにも使われます。

アグロフォレストリー工事開始!

アグロフォレストリーシステムの工事が、3月半ばに始まりました。およそ1ヘクタールの土地の準備、かんがいシステムの導入、土壌の肥沃化を経て、りんごの苗木を植えました。土壌の肥沃化には主にヤギの堆肥が使われました。
植林や、水路や発電システム、住居の建設などの工事は半年以上続く予定です。

アグロフォレストリーの準備 かんがい用パイプの敷設                       りんごの苗木の購入 共同所有林の幼木 私たちのパートナーである地元政府が組織している、ガンプ村の共同所有林に植えられた幼木の世話が3月下旬に始まりました。およそ20人の村人が一週間、苗木の下の方にある枝を落とし、イトスギがよりよく育つようにしてやりました。ヤギによって荒らされた場所にも、新たに木を植えました。

9月9日は、99%達成記念の日!

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みなさん、こんにちは。広報担当の磯部です。
今日9月9日は、99%達成記念の日!これは何のことでしょうか?

今日スターバックスの店舗に行かれる方は、その答えがわかります。
なぜなら、スターバックスジャパンでは、今年同社のコーヒー豆の倫理的な調達率が99%に達したことを記念して、9月9日に99キャンペーンを各店舗で実施しているからです。

コンサベーション・インターナショナルとスターバックスコーヒーは、1998年よりパートナーシップを開始し、コーヒー豆の調達に関して、生産から調達に至るまで、農家や環境への配慮まで包括的に取り入れながら、コーヒー生産全体を持続可能なものにするための仕組み作りに共に取り組んできました。

その取組みは具体的に以下のような内容です。

・日陰栽培で育つコーヒー豆の導入やパイロット農園の運営
・コーヒー豆調達のための包括的なガイドラインC.A.F.E.プラクティスの開発
・コーヒー農家、生産地を支援するための小規模融資基金の創設
・プロジェクトから生産されたコンサベーション・コーヒーの買い付け
・気候変動適応プロジェクトの実施

スターバックスのような企業とNGOの協働プロジェクトは、環境保全にグローバルレベルで取り組む先進的な事例として、これまで日経ビジネス等でも取り上げられたことがあります。

そもそも、スターバックスのようなコーヒー会社がなぜ環境保全に取り組むのでしょうか?

CIは保全する地域を選定する際、「生物多様性ホットスポット」という、元来は非常に豊かな生物多様性があるにもかかわらず、すでに元の自然生態系の7割以上が破壊されてしまっている地域を‘保全の優先地域’として、プロジェクト実施の対象としてきました。生物多様性は、地球上に均等に広がっているわけではなく、ある場所に集中しています。保全にかかる時間や費用を考慮すれば、生物多様性ホットスポットは最も効率の良い保全地域といえます。そして、コーヒー生産地の主な地域(コーヒーベルト地帯)は、その生物多様性ホットスポットと重なる地域が多いのです。

また、コーヒー豆の生産は、天候や土壌の維持、受粉媒介、栄養素の循環など、自然生態系の働きに依存していますが、気候変動の影響で、雨季の攪乱や天候の不規則化、さび病の広がり、寒暖差の変化などの悪影響も受けており、コーヒー産地のレジリエンスを高めるための施…