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国際政策を支える「人」への眼差し-国際政策担当マネージャ、ロアン・ブレイブロックさんに聞く

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いよいよ今週末から、生物多様性条約第13回締約国会議が、メキシコのカンクンで始まります。CIの代表団を取りまとめるのが、ロワン・ブレイブロック。今井さんがインタビュー記事を書いてくれました。

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生物多様性や気候変動といった国際交渉の政策マネージャとしてコンサベーション・インターナショナル(CI)本部に勤務するロワン・ブレイブロックさん。パリやモントリオールと交渉現場を渡り歩きながら環境政策に情熱を燃やす彼女の原点は「人への関心」にあるそうです。大学で社会学や文化人類学を学び、アフリカで開発支援等のフィールドプロジェクトに従事した経験を持つ彼女は、CIの政策担当者の役割を「多分野の関係者の参画を促すファシリテータ」と感じているのだとか。その背景にはどんなストーリーがあるのでしょう?



「人」を知ることから、環境問題にアプローチする
西海岸ワシントン州に生まれ育ったブレイブロックさんは、幼い頃から環境やサステナビリティといったことに興味を持ち、次第に「人々を動機づけるものは何か」、「何故人は、そのような行動するのか」ということに関心を持つようになりました。そして、米国最古のリベラルアーツ大学のひとつ、ミドルベリー大学で社会学や文化人類学を専攻すると、セネガルで保健や人権の分野に取り組むTostanというNGOでフィールド活動に従事しました。そして大学卒業後はPeace Coprs(平和部隊:米国政府による途上国へのボランティア派遣組織)に参加し、マダガスカルで環境ボランティアに携わります。「開発の課題について深く知るためにも、地域のコミュニティに入り、フィールドで活動したいと思ったんです」。農村で持続可能な農業や漁業を進める小プロジェクトに携わる上で役立ったのが、文化人類学で学んだ知識です。「コミュニティで、本当にたくさんの人たちにインタビューをしながら、プロジェクトを進めていきました。環境問題が何故起こるか、破壊や保全といったテーマにどう向き合えばいいか。そういう本質的なことから考えていくことが、現場での活動に必要だったのです」。ブレイブロックさんはその後、米国に戻ってCIで働く道を選びます。


途上国の開発現場から、国際政策へ
ワシントンDCのCI本部でブレイブロックさんが得たポジションは、フィールドプログラムのコーディネータでした。この他、CIが世界各地で展開するプロジ…

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